研ぎ工程のご案内

刃物は用途により素材と形状 大きさがそれぞれ違います。
 
刃物を研ぐのは凡そ80mm×200mmの表札位の大きさの
砥石の上で刃物をいったりきたりさせて研ぎます。
 
砥石の隅から隅まで満遍なく使い 支点 力点 作用点をそれぞれ
微妙に調整します それゆえベクトルを変える為に『研ぎ陣』では
立ち姿勢で砥ぎます。
 
刃物の個性に寄って砥石は変わりますが
  1. 包丁は柄を綺麗に洗う事から始めます
  2. 錆を鎌砥石等で落とします
  3. 粗砥石(♯180粒子)形状を整えます
  4. 中砥石(♯800粒子)新しい刃を創ります
  5. 仕上げ砥石(♯4000~♯8000粒子)中砥石で付けた研ぎ傷をとります
 
こうして本来の冴えた切れ味の刃物に成るのです。